人気ブログランキング | 話題のタグを見る

はじめての方はカテゴリの”FIWC九州とは...”をご覧下さい!


by fiwc-q
委員長のまさえです。

今回は面白い企画を持ってきました…(^ω^)

************************************

 福岡を拠点に、学生による新しい動きが始まろうとしています。
 世界のこと、社会問題に関心のある学生と、サークルや団体の枠を超えて、
 自分達で考え、発信し、意見交換しませんか?


 2011年秋、特定非営利団体ソルト・パヤタスを中心にFIWC九州、Mits、SmiRingによって「Sabay Tayo(サバイ ターヨ)」が結成されました。「Sabay Tayo」とはフィリピン語で「一緒にやろうよ」という意味です。福岡に拠点をもち、フィリピンで活動する団体として協力体制をとることで、お互いの国内・フィリピンにおける活動の一助にとの思いから設立されました。
 昨年の活動は、11月に福岡市役所での活動写真展、フィリピンに関する勉強会の開催、12月にソルト・パヤタスのマニラ現地スタッフの講演会など。しかし活動は継続せず、11月と12月の活動のみで終わってしまいました。
 (参照:FIWC九州★フィリピンキャンプ情報http://fiwcqp.exblog.jp/i10/
 そこで前回の反省を踏まえ、ソルト×FIWCのプロジェクトとして「Sabay Tayo」がリニューアルして期間限定復活(11月〜3月迄)します!
 
 ※今回「Sabay Tayo」プロジェクトの運営はソルト元インターン・吉武とFIWC九州代表・青木を中心に4名で行います。

 私は以下の問題意識を持ち、この企画を復活させようと考えました。

・福岡のNGOや国際協力系団体の学生間の繋がりが薄い。
・関心は海外に向いているのに、福岡では内向き(団体内のみになりがち。
・実際に海外で活動したり、勉強会に参加したりと学ぶ機会は多いが、普段それらをアウトプットする機会が少ない
・活動に参加・経験することに満足して、考えることをやめてない?考える環境そのものが少なくない?
・今までの活動をただの「良い経験」では終わらせたくない


そこで、こんなことができる「場」を自分達で作ることにしたんです。

・他団体と新しく出会う機会を作る
・福岡×国際協力の活動の幅を広げる
・学生が自分の関心事・経験・価値観を人前で話して意見を共有し、新しい視点を見つけていく


【現在の参加予定団体】
・ソルト・パヤタス学生ボランティア
・FIWC九州
・SmiRing(福岡教育大学)
・Mits(西南学院大学)
・ACE学生ボランティア
・TAI(西南学院大学)

テーマは・・・
・教育
・環境(ゴミ、公害、プランテーションなど)
・人権(難民、在外国人、子ども、女性、ジェンダーなど)
・労働(児童労働など)
・医療、福祉(エイズ、ハンセン病など)
・宗教、民族(少数民族など)
・その他(食糧、政治、経済、性、紛争など)

※つまり何でもOK(笑)

「Sabay Tayo」のルールは・・・
・現代社会に対する批判・悲観的な意見は禁止
・ポジティブな視点で意見を提示することが望ましい。
・担当の前回までにプレゼントピックを提示する。
(事前に参加者にも意見交換の準備をしてもらいたい為)

第一回は11月15日(木)19:30~21:30 inびおとーぷです!!

どうなるかワクワク…(^o^)
FI九州内からのプレゼンターも募集しているので、
興味のあるキャンパーはメーリス参照で(^ω^)

************************************

最後にFI九州の委員長として少し補足を…

なぜ私がsabay tayoをもう一度復活させようと思ったのか。

FI九州を通して毎年多くの学生が中国やフィリピンのワークキャンプに参加しています。
キャンプに行って、本当に様々な経験をして各々考えることもあったと思います。

しかし、現地や帰国直後は考えていたことも、
帰国して時間が経てばその想いは自然と薄れていくものです。

それは人前で話す機会だとか、
学び続ける場が福岡には少ないというのも要因の1つだと考えます。
そういう環境がないと、せっかくの海外キャンプ経験が
キャンプに行っただけで終わってしまって
ほんとーーーーにもったいないと思うんです。
そういう人たちを沢山見て、そう思ってきました。

私の個人的な願いとしては、
「FIのキャンプをただの良い経験で終わらせてほしくない」
というのがあります。

先日の報告会で、「FIのキャンプは現地へのきっかけ作り」という話が出ていました。
それは現地人だけでなく、自分たちにも言えることだと思います。

FIのワークキャンプがそれぞれの何かのきっかけになってほしいです。
キャンプ終わってまた参加するのもいいし、しなくてもいいし、
キャンパーには、そのキャンプの経験が
何か新しいことを学んだり、新しく始める活動の動機になってほしいです。

…ということで、
とりあえず参加してみませんか?
みんなの前でプレゼンしてみませんか?(^^)
きっといい出会いと学びがあるでしょう!!

最後まで読んでくださってありがとうございます!
長々と失礼しました><

いいスタートが切れるように、準備がんばります(^ω^)

委員長:青木雅詠

「sabay tayo」復活します!_c0109774_23351056.jpg

# by fiwc-q | 2012-10-28 23:36 | イベント情報

FIWC九州改造計画2012

こんちには〜
委員長の青木です^^
久々の更新です!すいません!
今週末は関西定例会に5人で参加してきました〜。
FIWCは兄弟委員会が全国にあって、
関東・関西・東海・広島・九州から30人以上も
アジア各地でワークキャンプをしている学生が集まりました!

各委員会の報告・飲み会、有意義な時間でした★
そこで感じるのはやはり、
他委員会のキャンパーとの繋がり、OBとの繋がりです。
同世代のキャンパーと仲良くなるのは
自分自身にもすごく刺激になるし、学ぶことも多いのです…

ってことで本題なんですが…
10月の中旬、FI九州でも定例会が行われました。
本題はその中で話合われたことです!

題して「FIWC九州改造計画2012」!!
少し長くなりますが、お付き合いくださいませ。

簡単に言うと、
今のFI九州の現状を打開するために
行動を起こそうってことです。

★現在のFI九州の問題点
(1)FI九州というチーム感が薄い。
役員、キャンパー、新規、OB、みんなバラバラ。
個人的な関係があったとしても、それは果たして「FI九州」なのか???
原因:所属意識の欠如、お互いを知る機会がない、ノリが悪い。
(付け加えると、FIのメーリスは現在100人以上が登録しています。その中で知らない人が多い⇒イベントに参加しても誰かわからないから行きたくない。という現象が起こっています。)

(2)FI九州or役員が何をしているかを他の人が知らなさすぎる。
もっと評価されたっていいじゃないか!!
→例:ニュースレターが生かしきれていない⇒広報の頑張りを知って欲しい

★FI九州改造計画とは
(1)FI九州をもっと知ってもらおう
(2)FI九州をもっと好きになってもらおう

それだけ!

★具体的内容
(1)中間報告会+報告会
(2)勧告メールでメーリスの整理
(3)OBの整理
(4)縦、横の繋がり強化
(5)ニュースレター

(1)中間報告会+報告会
報告会はOB・新規・キャンパーが集まるめったにない機会。
半年間の活動と、運営側の活動をもっと知ってもらうために、中間報告会を行う。
新規や新キャンパーにも良い機会になる。

なんでこの時期なのか。
⇒春キャンパーは総会や新歓でその後の活動にも参加しやすい。
夏キャンパーはキャンプ前後にイベントが少ない。
FIのことをよく知らずにキャンプに参加している可能性が高い。
だから中国キャンパーって残りにくいのでは?

…ということで、報告会前に少し時間を取ります!
イメージ的にはプチ総会です。
耶馬渓キャンプ報告、広報紹介、国内イベント宣伝、運営スタッフ募集
などなど。盛りだくさんですよ!!

(2)メーリスの整理
メーリスの登録者が100人を突破しましたが、
誰が誰だか分からない人が大量発生しています。
とりあえず、メーリスを整理しようかと。
副委員長のももちゃんからメールが来ます。

(3)OB名簿の整理
上記のメーリスの件でもあるんですけど
卒業予定の人には、卒業時にOB専用のメーリスに完全移行してもらうか、現在のらくらく連絡網に残るか選択してもらいます。
また、OBの住所管理も徹底します!
先輩方はご協力お願いしますm(_ _)m

(4)縦・横の繋がり強化
<たて>
3年を中心にもっとOB、4年と1、2年の距離を近づけさせます!
周りをもっと誘って、まずは役員が積極的に飲み会やイベントに参加していこうと心がけたいと思います。
特にキャンプ内で声を掛け合ってもらいます!

<よこ>
他団体との交流。とくにAPiQ!やびおとーぷの皆さん。
そしてFIWCの兄弟委員会との繋がり
また、Sabay tayo(他団体との勉強会)を復活させます。

(5)ニュースレター
広報が頑張って作っているニュースレターをもっと有効活用したいと思います。
従来の原本を各委員会やOBに送付するだけでなく、
各委員会のキャンパーやFB・メーリスを使って
よりニュースレターを読んでもらうような仕組み
を作ります。
また、NLを画像としてFBにも載せようかと思います。
毎回広報の負担が大きいので1〜2年で手伝ってくれる人も募集したいです。


とりあえず以上です。
キャンパーやOBのみなさん1人1人の協力が必要です!
もっともっとFI九州を愛してください!!
知って、好きになってください。
よしくお願いします!!


委員長:青木雅詠&役員一同より
質問等:fiwcq@hotmail.com
FIWC九州改造計画2012_c0109774_050522.jpg

# by fiwc-q | 2012-10-23 00:54 | 近況報告
お久しぶりです!
約五ヶ月ぶりの更新です…スイマセン(-ω-)
4月より、新FI九州の委員長になりましたまさえです。
今更ですが、よろしくお願いします(^O^)笑

5月18日(金)に、今年度初のFPがありました。
参加者はなんと16人!
新入生やFP初参加の2年生が沢山来てくれました(*^^*)
(いつもは5〜6人でこじんまりしてるのにね…笑)

今月のテーマは「児童労働」でした。
担当は、私まさえです^^
私が大学のゼミで国際人権法を専攻していること、フィリピンの児童労働に関するDVDを持っていたこと、そして今までフィリピンキャンプに関わってきたということで、今回このテーマを選びました★

-------------------------------------------------------------------

みなさん、「児童労働」と聞いて何をイメージしますか?
参加者の解答で多かったのは「途上国で貧しい子どもが学校に行かずに働くこと」でした。

児童労働の定義は「義務教育を妨げる労働や、法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働」です。
2010年にILO(国際労働機関)は世界の2億1500万人の子どもが児童労働に従事していると発表しました。
その半分以上が、アジア太平洋地域の子どもたちです。
児童労働について詳しくは、ILOのホームページに児童労働のページがあるのでそちらをご覧下さい^^


ではフィリピンの現状はどうなのでしょうか?
フィリピンの児童労働従事者は約300万人だと言われています。
それらの大半が農業に従事しています。
他には性産業、路上での仕事・ゴミ拾い(都市圏)、漁業・麻薬売買(セブ)、子ども兵士(ミンダナオ)です。

なぜ子どもが働かなければいけないのか?
その一番の原因は「貧困」です。
フィリピンの全人口の70%は貧困層です。
また、低賃金・反抗をしない・体が小さい為に、雇用側とっては都合がいいのです。

ここまでの話を聞くと、「児童労働は今すぐにでも止めるべきだ!!」と思いますよね。
しかし一方で、「子どもが働くことを認めて欲しい」というクンダプール宣言というものもあるんです。
重要なのは、その子どもが一家を支えているとい現状で、「貧困」から抜け出さないと根本的な解決にはならないということです。

ここから、「一度きりの子ども時代」というドキュメンタリー映画を観てもらいました。
セブの精肉工場、レイテ島オルモックのさとうきび畑、港のセメント運びとして働く子どもたちのドキュメンタリーです。
FI九州のフィリピンキャンプでセブ、特にオルモックはよく買い物で利用する馴染みのある土地です。

ここで参加者からの映画の感想を一部ご紹介します(^^)

・彼らはこのようなとてもつらい生活をして、大人になった時どうなるのだろうと思い、彼らの親と同じように自分の子供にも働かせるのか。働かないと生活ができないと頭では分かっているけど、どうしてもやめさせたいと思ってしまう。

・過酷な環境の中でも、子どもたちは自分の状況を肯定的に受け入れていることに驚いた。

・子どもたちが働けなくなると、子どもたちは十分な生活ができなくなる。子どもたちが幸せに暮らしていくためには、児童労働をなくすことが正確なのか、どうすればよいのか、正直わからない。今回のFPを通して、自分は、児童労働も含めて国際問題とか何も知らなくて、自分の世界が小さいと感じた。

・とても難しい問題であるのは、子どもたちが働かなければ家族は生活することができないため、子どもたちも働くことを望んでいたり、仕方ないと思っていることだ。きつい仕事であっても親や家族をけなげに想い、一生懸命働いている子どもたちを見て切なくなった。子どもを守るのは大人の責任である。世界中の大人が大人として責任を持ち解決策を考えていかなければならないと思った。

・児童労働の恐ろしさは、間違っている現状があたかも世間の常識のように周りに捉えられてしまうこともあると思う。

・時間だけでなく、未発達、ケガなどの健康まで奪われる過酷さには目を覆いたくなった。

・オルモックでの児童労働の光景を見たとき、実際に自分も行った場所でこんなことが起きているのに、今まで知らなかったんだと気付かされ、すごくかなしくなった。どの場所でも皆、お金をもらえず、もらえても10ペソや20ペソだったのを見て、自分たちがサリサリでお菓子を毎日買っていたのを、現地の人たちはどういう気持ちで見ていたんだろうと思った。

-------------------------------------------------------------------


児童労働=有害と考えるのではなく、貧困や、そこから生まれる社会システムの問題の一部として考えるべきだと私は思います。
私たちが普段何気なく買っているチョコレートやコーヒーは、もしかしたら子どもの経済的搾取によって作られたものかもしれません。
児童労働は意外と、先進国で生活する私たちに身近な問題なのです。

感想で「とても勉強になりました」という声をたくさん頂きました!
子どもを巡る問題は、フィリピンなどの途上国だけでなく日本にも存在します。
今回のFPが、社会問題や国際問題に目を向けるきっかけになってくれたら嬉しいです^^
準備する上で私自身も学ぶことが多くあり、楽しかったです。
ありがとうございました!
# by fiwc-q | 2012-05-20 21:33 | FP

FIWC年末キャンプ報告!


新年あけましておめでとうございます(^^)/
フィリピンキャンプリーダーのまさえです。
2011年12月27日〜30日、
FIWCの最大のイベント「年末キャンプ」に参加してきました★

年末キャンプとは…
FIWC兄弟委員会(関東・東海・関西・広島・九州)+QIAO(早稲田大学学生NGO)等、
ワークキャンプ活動を行っている団体が年に一度奈良にある交流の家(むすびのいえ)に集まります。
キャンプ中は、家の大掃除や修繕のワークを行い、一年間の活動報告をし、
夜にはディスカッション等で盛り上がりお酒を飲んで…とわいわいやっている行事です。
むすびの家についてはコチラをどうぞ!
http://www.asahi-net.or.jp/~fi2k-skgc/musubi.html

九州委員会からは中国キャンプリーダーももちゃん
副委員長みしゃ、前委員長しーやん、元委員長じゅんぺいさん
中国キャンプOGのかおりさん・・・と
現役キャンパーからOBまで〜。あ、あと九州創設者のぬけさんも(^^)★

私は九州からはるばる奈良まで高速バス10時間かけて行ってきましたよーっ!!
(中にはヒッチハイク、キックボードで来るつわものも・・・w)

天井修理・大掃除のワーク、各委員会のキャンプ報告
ディスカッションなど盛りだくさんな内容でした。

全国の各委員会のみんなと夜遅くまで語り合い、
本当に充実した3泊4日だったと思います。
全国には熱ーーーいキャンパーが沢山います!
九州ももっと頑張らないとなーーーーっていい刺激を貰えました。

2012年も頑張ります(^^)/
# by fiwc-q | 2012-01-02 13:27 | 近況報告
かーりーです。
寒いですね。
クリスマスイブ、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今さらですが、ちょうど2週間前の12月10日(土)に行われたNGOカレッジ第3回「グローバル社会で生きる」のレポを書きたいと思います(たかし、遅くなってごめん!)。

※NGOカレッジって何??という方は、前回の記事を参照してくださいm(_ _)m


今回講師としてお迎えしたのは、横浜市立大学学術院国際総合科学群准教授の上村雄彦さん。
ご専門は地球政治論、地球公共政策論で、これまでに国連食糧農業機関(FAO)住民参加・環境担当官、千葉大学准教授などを歴任してこられました。

そんな上村さんによる講演は、貧困、飢餓、紛争、環境破壊など地球上で起きているあらゆる問題の解決手法について、参加者全員で一緒に考えていこう、というものでした。

地球規模の問題を解決していくためには、巨額の資金が必要になります。
その資金をどうやって生み出すか?
これには従来とは異なる革新的発想が必要である!

ここで発案されたのが、
「国際連帯税(グローバル・タックス)」
という仕組み。
これは、簡単に言えば、地球規模での人・モノの動きに対して課税し、その税収を先に挙げた諸問題の解決のための資金にしようというもの。

現在、国際連帯税の考え方はすでに実践されており、その一つの例が、フランスなどで2006年から導入されている '航空券連帯税' 。
これは航空機に搭乗する人から徴収し、その税収をHIV/AIDS、マラリア、結核などの医薬品補助に充てようという仕組み。
この税制度によって、上に挙げた疾患の治療薬の薬価が引き下げられるなど、一定の成果を挙げつつあるようです。

このほか、通貨取引税、地球炭素税、武器取引税など、さまざまな種類の国際連帯税が提案またはすでに実施されているとのこと。
人やモノの流れが活発な現代社会だからこそ、そこに課税することで資金を生み出していこうという発想は、とても画期的で多くの可能性を秘めているかもしれない、と感じました。


この回をもって、今年度のNGOカレッジはすべて終了しました。
僕自身、昨年に引き続いて参加して、何通りもある「世界との向き合い方」について改めて理解を深めることができました。
今はただ、色々な方々のお話をインプットすることしかできていない自分ですが、これまでに見たこと、聞いたこと、感じたことを、いつか自分から何らかの形でアウトプットできるようになりたい!と思っています。

以上で今回のレポは終わりです。
稚拙な文章を読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
それでは素敵なクリスマスを…
# by fiwc-q | 2011-12-25 00:08